HGCE ストライクフリーダム
ゼータプラスに引き続き、連投でガンプラの話です。申し訳ない。
例の研修中に時間があったので大急ぎで作りました。
今回はHGCE ストライクフリーダムです。
以前、HGCEのフリーダムを作りましたが(記事があると思います)それより昔にRGのストフリを組んだことがあるんですよね。ベターかもしれませんが、結構好きなんですよねフリーダム。乗ってる人は別として……
僕の印象でストフリは「僕の考えた最強のガンダム」を地で行ってるんですが(乗ってる人もそんな感じだからしゃーない)、放送当時にガンプラのCMやってたじゃないですか。デスティニーとストフリが戦ってるやつ。そのときにシンが「あんたは一体何なんだぁ!」と叫んでるところが種死を象徴している気がして、放送から10年以上経った今でもあのCMはよく覚えています。
思い出話はここまでにして、さっそく製作開始。
ゼータプラスの後に作ったので箱を開けると……
パーツ数が多い!(実際の製作時間はゼータプラスより早かったです)
前の機体が殆どグレー色だったので、ストフリはパーツの色が多彩だなぁと余計に感じるレベル。それでもHGの中では鮮やかなキットだと思います。
大急ぎで完成。同じようなパーツが多いので、割と簡単に作れて素組みでも鮮やかな仕上がり。可動範囲も広いのでキットとしての完成度は非常に高いのではないかと。RGと比べても遜色ないかもしれません。ただ翼が重いので、自由にポージングさせたいのであればスタンド必須です。(翼が折れちゃうRGよりかはマシだとも言えますが)
スタンド無しでフルバーストモード
アングルが悪いのか、コレジャナイ感凄い……
す、スタンドさえあればもっといい具合に撮れたんだから!(言い訳)
これで我が家の積プラもだいぶ減ってきました。飾る場所を確保しないと。あとはRGが何個か残っているのでそれを消化する感じですかね。RGは時間がかかりそうなので、ガンプラの話題はしばらく落ち着きそうですね。
明日は噂の瑞雲祭りに参加してきます。ではでは
HGUC Zplus(ユニコーンVer.)
本格的に暑くなってきましたね。さすがに冷房が無いと厳しい日が多くなった気がします。寒がりなので冷房は苦手なのですが……
先日、大学の関係で限りなく合宿に近い研修に行っておりました。自由時間がわりと退屈だと聞いていたので、家の積プラを持っていってせっせと作っておりました。こういう時に積プラが役立つとは……
というわけで今日は、空いてる時間で制作したゼータプラスを紹介します
初出は模型雑誌に掲載された小説「ガンダムセンチネル」。
Zガンダムをベースとした量産機(ここ重要)であり、装備を換装することによって様々な任務に対応できる汎用性も兼ね備えていました。アムロが搭乗したとされるA型やC型が有名です。
今回のキットは機動戦士ガンダムユニコーンに登場した、地球連邦軍所属のゼータプラスA型。C型の方はMGでキット化されていたと思います。
とりあえず、立脚させるとこんな感じ。
写真がヘタクソで分かりづらいと思いますが、プロポーションが良いのでとてもカッコいいです。バックアップ(バインダー)にビームライフルをマウントできるのもイイですよねぇ。鮮やかでないところが、機体の重厚感を醸し出していて、本家Zより好きです。量産機なんだぜ、これ。
例のごとく、差し替えでWB形態に変形できます。A型は大気圏内用に設計された機体なので、戦闘機のような役割も果たしています。カラバや地球連邦の主力として長年配備されたのも分かる気がします。
今回はゼータプラスA型を作りましたが、そこでふと疑問が湧くんですよね。
ユニコーンの時代(UC0096)まで使われていたのに、シャアの反乱(UC0093)では簡易型Zともいえるリ・ガズィが運用されていました。ゼータプラスが最も活躍していた時期がグリプス戦役~ネオジオン戦争(Z、ZZ)だとすると、どうしてロンドベルは本機を運用しなかったのでしょうか。量産機としては高いコストではありますが、それを差し置いても余りある戦力になったはずです。量産しなくても連邦軍が相当数保有していたと考えられるので、ロンドベルが戦力を持つことに連邦本部が危機感を募らせたというのが大きな理由でしょうか。
アムロはZガンダムの受領を注文してるぐらいですから、恐らくその量産型であるゼータプラスの譲渡も視野に入れていたはずです(搭乗経験があるので)。しかし、やってきたのは「ガンダムもどき」ことリ・ガズィだったというオチ。そりゃ5thルナも落とされるわな。
関係のない話が続いてしまいましたが、とてもカッコイイ機体なので機会があればぜひ作っていただきたいです。ではでは
戦隊職人 ドラゴンバックラー
ゲキ「この音は……兄さん!」
ブライ「ドラゴンレンジャー、ブライ! ゲキ、力を合わせるぞ!!」
6人「恐竜戦隊ジュウレンジャー!!」
戦隊シリーズの中で一番好きなのが恐竜戦隊ジュウレンジャーでした。
当時としては画期的な6人目の戦士、ドラゴンレンジャー(ブライ)が大好きで子どもからお母さんまで幅広い人気を誇っていました。最も視聴率が高かった回が42話「ブライ死す」でブライが寿命により退場するというもの。最終回までいて欲しかったののですが、本来は数話で退場させるつもりだったらしく、高い人気や助命嘆願、玩具の売り上げなどが考慮され「延命」されたそうです。
以前は獣奏剣の話をしましたが
届きました「戦隊職人 ドラゴンバックラー」。
昔、オークションでレンジャースリンガーを落札したことがるのですが、昭和のおもちゃっぽいパッケージが堪らないです。
中身はこんな感じ
ドラゴンバックラーは他の5人と違って、金色のデザインになっているんですよね。6人目の戦士に許された特別感がドラゴンレンジャーの人気の秘訣なのかもしれません。
メダルはダイキャスト製で、結構ずっしりとしてます。握っているだけでパワーが貰えそうな感じです(メダルには生命力が宿っている設定のため)。
サウンドは4種類ほど。変身音のほかにドラゴンシーザーの歌なんかもありました(笑)。テスト用のボタン電池が付属しているので、すぐに遊べる仕様になっています。
獣奏剣とドラゴンバックラーが揃い、ドラゴンレンジャーごっこができると思うと胸が熱くなりますね!(大人げない)
親戚の子に自慢したい(大人げない)
日本の夜明けぜよ
「竜馬がゆく」という作品がある。司馬遼太郎が物語の主人公に坂本龍馬という人物を採らなかったら、彼は今ほど有名にはならかっただろうし、多くの日本人に「幕末」という世界観を植え付けた。
あまり司馬遼太郎の作品は好きじゃ無いが、先生の作品が多くの人々に歴史的興味を抱かせた点については偉大なる功績だと思っている。
僕も歴史好きで、高校の時に歴検2級(日本史)に合格した。
でもスタートは三国志からで、最初は中国史に興味津々だった。日本史に興味を持ったのはその延長で、まず出会ったのが坂本龍馬だった。
つまり、歴史を語る上で龍馬と幕末は原点ともいえる存在。坂本龍馬がどのような人物かはさて置き、彼の名前を耳にすると「あの頃は日本史関連の書籍ばっかり買ってたなぁ……」と回想するのである。
没後150周年を迎え、開催された龍馬展。
たしか長崎の方でもやってた気がする。その時はシーボルト展見てたんですよね。(東京と入れ替わりなのかも)
龍馬の事ばかりではなく、彼を取り巻く情勢(幕末)の展示も多くて、観ていて「龍馬と幕末」展といった方がしっくりくるかも。
今回の展示の目玉、龍馬の愛刀「陸奥守吉行」です。
最近の調査で本物であると分かったやつですね。もしかしたら重要文化財になるかもしれません。
それ以外は、殆どが手紙です。家族や妻のおりょう、他藩の志士に送ったものまで幅広く筆を執っていることが分かります。同時代の志士と比べても非常に筆まめで、脱藩浪士(後に復帰)でありながら土佐藩の渉外担当だった事も理由の一つとして挙げられます。
龍馬は京都近江屋で暗殺され、明治という日本の夜明けを迎えることができませんでした。歴史にIFはありません。彼が新時代に何を見据えていたのかは、龍馬にしか知らないのです。
僕らにできることはそれらを伝え、保存すること。そこから先は自分で答えを見つけていく――それが歴史だと僕は思っています。
ちなみに次の江戸博の展示は「直虎と直政」だそうです。
大河ドラマのタイアップやね。
鳴り響け! 獣奏剣!!
子どものころから「ヒーロー」が好きだった。
日本は恐らく世界一「ヒーロー」の多い国だと思う。そして僕は彼らから多くのことを学び、憧れた。音が鳴るだけの単純なおもちゃに憧れた。
みんな大好き「ドラゴンシンフォニー 獣奏剣」です。
日米で最も愛された6人目の戦士「ドラゴンレンジャー」の武器であり、自身の守護獣ドラゴンシーザーを操る笛という斬新な設定は多くの子どもたちを虜にしました。
戦隊シリーズ史上、初の追加戦士(レギュラー出演)とも言われるドラゴンレンジャーは獣奏剣あって無二の存在だと僕は思っています。両方ともめっちゃカッコいいのが卑怯。
それでは中身を開けてみましょう
本体と台座(組み立て式)、そして小冊子と特製イラストカードが封入されています。北米版(パワーレンジャー)の方はホルスターが付いていたそうですが、飾るのに不便だから台座に変更したそうな。
そんでもって飾ってみる
写真だからちょっと分かりづらいかもしれませんが、結構大きいです。
実寸50㎝ぐらいあると思います。
ダイキャスト製なので見た目のわりに重いです。遊んでると腕が疲れる……
電源には単4電池×2を使用。斬撃音3種と専用メロディ4種の計7つが楽しめます。発売当初そのままの「音が鳴るだけのおもちゃ」となっております!(当時は合体ロボを売るのが主流だったのです)
15年の時を経て再販復活した獣奏剣。
一番好きな戦士の一番好きな武器が目の前にある感動。あー、言葉じゃ表せない。こういうの感無量っていうんでしょうね。
では、ドラゴンシーザーを呼んでみるとしましょう(やめて)
P.S.ドラゴンバックラーも買いました。
HGUC ZⅡ
大変お待たせしました。永い時をかけて(というかサボって)ZⅡを組み上げました。
ようやく積プラが目減りしてきた感じです。
立脚させるとこんな感じ。華奢なデザインに反してちゃんと自立します。
武装なども一通り揃っていて、値段に見合う感じです。
あと意外にデカい。
差し替えパーツでWR状態に変形させることができます。
(※面倒くさいのでWRにはしていません)
可変型MS(Z系統)のプラモデルとしては非常にかっこいいのですが、主兵装のメガ・ビームライフルの取り扱いが悪く、ポージングが取り辛いというのが致命的。パッケージ箱のようなポーズはまず無理です。
可動自体はそこまで悪いわけではないのですが、可変型MSだからなのか特殊な感じがしました。可変型のキットは繊細なイメージがありますね、何となく。メカニックデザインが反映されていると思うと、組んでいるときに色々発見があって面白いです。マクロスのバルキリーとか。
最近ではゲームでの活躍が多く、人気機体となったZⅡ。様々な後継機が作られ、その完成形あるリゼルは連邦軍の主力となっていきます。Zの系譜はMS開発史に大きな足跡を残していくのです。
そんでもって次はHGUC Zplus(ユニコーン Ver.)を作ろうかなと思っています。Zガンダムのリファインが出たので、Z三兄弟を揃えるのもいいですね。Zの系譜が続きそうです
マイペース大王
GW前ぐらいだろうか、人生で初めて声優イベントなるものに参加した。
偶然買った雑誌にイベントの参加応募券が付いていたので、送ったら運良く当選。せっかくなので行ってみようと、未知の領域に飛び込んでみたわけだ。
しかし広場恐怖症の僕にとってイベントのような人が集まりやすい場所や環境はパニック発作を起こしやすいので、病気になってから避けている。どうしてもというときには発作止めのトランキライザーを飲むしかない。今回のイベントも多く薬を飲んで予期不安を和らげている。
今回はイベントというよりも、その声優さんのトークショーで、100人程度の規模だったので助かった。楽しむ余裕が出来たという意味で。そこで思ったのはヲタクって変わったなぁということ。
僕はいわゆるオールドタイプのヲタクであると自負しているのだが、僕より若い世代の人たちは「新人類」といえばいいのか、雰囲気が全く違う。ヲタクであることを楽しみ、前面に押し出している(あるいは開き直っている)感じが凄い。僕みたいに「ヲタクは日陰者」というイメージを持っていないのだろう。
今ではヲタクもサブカルチャーの主流として市民権を得たが、それも最近の話。子どもの頃から鉄道・アニメ・漫画・ゲームが好きな僕は電車男という作品が話題になるまで(趣味に関して)肩身の狭い思いをしてきた。その当時はヲタク趣味といえば半ば犯罪者予備軍みたいな扱いでネガティブな印象が強かった。「私はヲタクです」なんで公言できる世間体ではなかったと思う。
しかし、ゼロ年代に入ってアングラだったインターネットが普及し始め、電車男という作品が世間一般の認識を塗り替えた。僕はここがヲタク文化の大転換点だと思っている。しかし僕の周り(当時)はヲタクに対する風当たりがまだ厳しくて、そういう趣味はひっそりと楽しむというスタンスが身に付いてしまった。そんな時にであったのが「げんしけん」という作品だった。
げんしけんは僕にヲタクである勇気をくれた作品だった。日陰者であることを自認しながらも、それを曲げずに青春を謳歌する物語に憧れた。自分もああなりたい。大学生になったらモデルになった筑波大学のげんしけんに入るんだ!(アニメでは中央大学)と思った矢先、僕は双極性障害になった。親のせいで重度の広場恐怖にもなった。おかげでリチウムを生涯飲む日々。今ではそれなりの大学に在籍し、マイペースに過ごしている。
病気にさえならなければ、ヲタクであることを謳歌していたのだろうか。そう思うと後悔は尽きない。なかなか積極的になれないというのが、心苦しい。今はただマイペースに、その瞬間を楽しむ事しかできない。生きることを止めるまでは。