心の墓場

ここは言葉の掃き溜め、墓地のような場所。                      愚痴が中心ですので苦手な方はお笑いでも見ててください。

重要なのは“役割”

昨日、ささっとですが、ある作品のプロットを書き終えて

ただ今、初稿の構成に難渋しているしているところであります

ファーストシーンが今一番の大きな壁です(涙

 

 

 

プロットを久々に書いたので、忘れないうちに自分流キャラ作りのコツみたいな

話をしておこうかなと。何で自分流なのかというと、一つは人物作りにテンプレートは存在しないということ。もう一つはウチの師匠が我流で脚本書いてるからです(笑

つまり我流の教えを受け継いでいる弟子が何人かいて、僕はその内の一人というわけですねぇ。(恐らくその中でも最も影響を受けていると思われる

 

ですから今回お話しする、キャラ作りというのは個人的に僕が心がけている方法論の一種であって、他にも皆さんに合ったキャラクターの作り方というのがあるはずなので、こういうやり方もあるんだな程度でお願いします。

 

僕は物語(ストーリー)における登場人物で最も重視するのは『役割』です。

ざっくり説明すると

 

(実際の脚本の人物欄は大体こんな感じです)

・Aくん……物語の主人公

・Bくん……Aくんのライバル

・Cちゃん……Bくんの幼馴染。Aくんに好意を寄せている=ヒロイン

 

みたいな感じに、どんな物語かは分かりませんが、3人の登場人物にはきっちりとストーリー上の役割が割り振られています。これは端役でないかぎり、全ての登場人物に『役割』を与えるのが原則です。

ですから僕の理論で言うと、登場人物が多ければ多いほど、キャラに対してなんらかの役割を与えなくてはいけないので、そういった作品には不向きなやり方だと思います。

ただ個人的に思うのは、役割のないキャラは端役と一緒で「ただそこにいるだけ」という印象を受けがちです。要は「キャラ立ち」してないということです。

 

では、キャラクター性を目立たせるにはどうすればよいのか?

答えは簡単。先ほどから何べんも口にした通り『役割』を与え、それが物語上できちんと果たされているならば、そのキャラクターは自然と目立ってくる。それがいわゆる「キャラ立ち」というものです。

中には、細かく人物設定をしている方もいますが、僕に言わせればそんなものはバックボーンに過ぎないのであって、むしろガチガチに固めすぎてしまってキャラを殺してしまっていることもあります。(ただ身体的な設定は例外)

個人的には『役割』さえ明確になっていれば、台詞や構成で困ることが減るのでこの手法をよく使います(作品評価の基準にもします)。

キャラをつくること自体は、慣れもありますが、とても簡単なことだと思います。

まぁやりかたは人それぞれですので、皆さんに合った、人物作りを模索してみて下さい