心の墓場

ここは言葉の掃き溜め、墓地のような場所。                      愚痴が中心ですので苦手な方はお笑いでも見ててください。

1560年(永禄3年)尾張の地に奇跡が起きる。その奇跡はやがて一人の青年を天下人ならしめ、そして一つの時代を創る。

しかし奇跡といってもはっきり言ってしまえば「タイミングが良かった」の一言であり、その青年の凄まじいところは大一番の大戦で「雨」を降らす生来の雨男であるにもかかわらず、姉川や長篠の合戦では天候に恵まれ勝利を収めるなど、まさに天に選ばれた男であった。

しかしそんな男も人には選ばれることは無く、多くの離反が続く中、最も信頼していた家臣によってこの世を去る。享年49。人間50年とはよくいったものである。

 

今日はそんな信長の話ではなく……

江戸東京博物館ダ・ヴィンチ展に行ってきました。

2,3月辺りから展示の事は知っていたのですが、4月までやってるから別にいっかーみたいな感じで先送りにしていたら、ダ・ヴィンチ見た友人から「めちゃくちゃ混んでるから覚悟しろ」みたいなこと言われたので半ばあきらめていたのですが、今週で展示が終わると知り玉砕覚悟で江戸博に突撃を決意(混んでると言っても入れない訳ではないので)。

しかし、鉄砲玉になるつもりはないので雑であるが作戦を立てる。この時期なら朝一番に入れば混雑も少ないだろうと予想し、いつもより早起きすると……なんと雨が降っとるではないですか! その時私は勝利を確信し、織田信長桶狭間で今川を破った話を思い出して、例の前置きに繋がるんですね。

「時期・時間・雨」の三要素が揃った結果、案の定展示はまだ空いていて、ゆったりとダヴィンチ展を楽しむことが出来ました。

個人的にはやはり雨が一番大きいと思います。ジーンズの裾が散り桜で濡れてしまいましたが、そんなことはどうでもいいです。科学的芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチの作品や思索に触れることの方が意義があるのだから。

これからも面白い展示が続くので、今年は美術・博物館めぐりに精が出そうです