心の墓場

ここは言葉の掃き溜め、墓地のような場所。                      愚痴が中心ですので苦手な方はお笑いでも見ててください。

デスクトップアーミー Vol.19 FGO第4弾

【評価】★★★★☆ 4.7

 

今やもう、予約分ですら売り切れてしまうデスクトップアーミーのFGOシリーズ。発売を知り、Amazonで予約しようと思ったのですが時すでに遅し。途方にくれていたところ、運良くヨドバシさんではまだ予約分が残っていたので即購入。そしたら予想の斜め上をいく速度で届いたので「ヨドバシの物流システムやばすぎぃ!」と思いながら荷物を受け取りました(;´・ω・)

つーわけで今回は大変人気の高いデスクトップアーミー/FGOを雑レビューですぞ。

 ホビー好きの方なら常識の範囲内でしょうが、デスクトップアーミーはバラ売りだとランダム封入なので、基本的には箱買い(3つ入り)を推奨です。箱で買った方が単体で3つ買うよりも安く済むことがあります(お店にもよりますが)。

今回も例によって箱買い(3回目)。1箱で全て揃っていたので、店側が中身をいじらなければ基本的には箱一つで全て揃うものだと考えられます(3回箱買いして全て揃っているので)。

ただ公式さん(メガハウス)は「一定の割合で封入」と言っているので、100%の保証はできないんですよね。生産ラインの時点でランダム封入されたら、いくら箱買いしてもコンプできないわけですから。

会社側の気持ちは分からんでもないですが「箱売り品はすべて揃っています」とはっきりと言ってくれた方が、消費者としては手を伸ばしやすいですよね。

まぁそんな愚痴は置いといて……本題に移ります

 

〇アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク(オルタ)

FGOのことは詳しくないんで、触れないでおきますが「闇落ち」した姿ってことでいいんだよね(このシリーズみんなそうなんだけど……)。個人的には黒ジャンヌの方が中二感あってめちゃくちゃかっこいい。魔王軍の軍団長みたいな感じ。聖女から有能な女指揮官にクラスチェンジしたジャンヌさんなのでした。

 

〇セイバー/アルトリア・ペンドラゴン(オルタ)

「シロウ……オナカスイタ……」

マスターである衛宮士郎間桐桜にうつつをぬかし、セイバーさんに飯を与えなかった末路。ではなく、ヘブンズフィールに登場するセイバーさん。とんでもない強さを誇っているが、だったら別ルートでもそれぐらい本気だせやと思ったのは自分だけではないはず。でも、かわいいは正義、かわいいは強さということを教えてくれたキャラだと思う。

造形としてはシンプルであるが、むしろそのことが原作デザインに忠実な感じがして好感が持てる。素朴なフィギュアっていいよね。

 

アルターエゴ/沖田総司(オルタ)

アルターエゴって何ですか……哲学のやつですか? 違う感じがするので触れないでおきます。

 沖田くん(通常)は前回のシリーズに登場してましたね。早くもオルタ化しましたけど(困惑)。オルタ沖田は褐色で長刀の一刀流セフィロスかテメーは!それゆえに鞘も長く、ジャンヌの旗といい今回のシリーズは長物パーツ多めですね。かっこいいので許しますが。

写り切らないほどの長刀は少し弾力があって曲がるようなつくりになっているので、折れないよう工夫がされています。こういう細かいところにも気を配っているのは好感が持てますね。

 通常の沖田とオルタ沖田を並べてみました。「お前誰だよ」ってぐらい様変わりしているような……反抗期にグレちゃった娘みたい。個人的には褐色に白髪ということでKHのテラ=ゼアノートを連想しちゃいますねぇ。FGOでの声は悠木碧さんみたいですが、オルタの声は小清水亜美さん辺りで再生される不思議(KHでは置鮎龍太郎大塚明夫)。闇落ち勢は声ごと変えて欲しいと思ってる人です、はい。

 

 

【おまけ】

箱に付いてくるポストカード(ランダム封入)は沖田さんでした。あの長刀ああいうデザインだったんですね。中二心をくすぐられます。

 

今回のシリーズは前回よりも造形の出来が進化していて大変満足しました。オリジナルならまだしも、既存のキャラクターをうまくデフォルメするのは大変なんですよね。原型師さんたちはかなり苦労されたんじゃないかなと。その分過去の蓄積が集結していて、もうこれを超えるFGOシリーズは出てこないんじゃないかと。出たら出たで興味はありますけど……

だから満点をあげたいと思ったのですが、一つだけ言いたいことがあるとすれば組むのに技量がいるという点。デスクトップアーミーは本体は完成品なのですが、本体に装備する武器や鎧、その他パーツ等は自分で装着させる必要があります。それが結構大変でして、オルタ沖田を組むときは腰に羽織?みたいなものを装着させなくちゃいけないんですけど中々うまくいかなくて……たぶんコツみたいなものがあるんでしょうけど、もう少し装着しやすくしてもいいのかなと思います。

満点(5.0)には届きませんでしたが、個人的な総論としてはかなり高い完成度であることに間違いはないです。次のシリーズにも期待ですね。