心の墓場

ここは言葉の掃き溜め、墓地のような場所。                      愚痴が中心ですので苦手な方はお笑いでも見ててください。

22/7(前編)

分類するならば、自分はいわば「雑食系オタク」であろう。

アニメ、漫画、ゲーム、ホビーとあらゆるものに手を出してきた(今でもそうなんだけど)。しかし、これだけは手を出さないと心に誓ってきたものがある。それが「アイドル」だ。現実のやつね。

別に現実の女性に興味が無い、2次元しか愛せないという訳ではない。実際本棚には女優やモデルさんの写真集がぎっしり詰まっていて、置き場所に困っているぐらいだ。ちなみに最近のお気に入りは中村ゆりかと清原果耶だ(どうして写真集を買っているのかという理由は割愛させていただく)。

そんなこんなでAKB48に代表されるアイドルグループというものには一切興味が向かなかったし、むしろ嫌悪していた節もある。だから「アイドル」には絶対手を出さないという謎の束縛があった。ある種のプライドと言ってもいい。

しかし1年前ほど、とあるテレビ番組にそのプライドは簡単に打ち壊されることになる。

偶然自分はデジタル声優アイドルグループ22/7(通称ナナニジ)のバラエティ番組「22/7計算中」を見て衝撃を受けた。計算中に登場するアイドルの娘たちは基本的にバーチャルキャラクター(Vtuberみたいなもん)なのだが、そのとき一部のメンバーはアバターが間に合ってなくて、なんとキャラが描かれたパネルに担当のメンバーが声を当てているのだ。令和のご時世にパネルですよ、パネル。アイドルの子たちにパネルって……一周回って斬新さを感じてしまった自分はこの女の子たち、22/7に可能性を感じたのだった。

それ以来、いわゆる「ドルオタ」と呼ばれる人たちの気持ちが何となく分かるようになった。正直、嫌だった。アイドルだけには俺は……というベジータ的思考にもなったが「計算中」は面白かった。毎週22/7を見るのが楽しみになっていた。気付けば推しの娘も出来ていた。持病でライブや握手会といったイベントにはいけないが、離れたところで彼女たちの活躍を見守ろうと思う。(後編に続く)

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22/7計算中はアニメの放送開始に伴い終了したが、そのカオスっぷりを残す動画があるので紹介しておく。

計算中またやらないかな……

ちなみに自分の推しは河野都(CV:倉岡水巴)と戸田ジュン(CV:海乃るり)だ。

どうでもいいな、うん。