ぷちりっつ FGO 宮本武蔵
【評価】★★★☆☆ 3.7
作る作ると言って、気付けば4月……大変お待たせしました。
今回はバンダイがついにFGOに魂を売った新シリーズ「ぷちりっつ」の宮本武蔵を組んでみました。
Twitterでは（当時）発売されたばかりの沖田総司と一緒に記事にする予定でしたが、あつ森をしながら考えた結果、記事を分けることにしました。なので、薄っぺらい内容になっているかもしれませんが、そこら辺は堪忍していただけると幸いです。
最近「かわいい系」のプラキットが増えてきていますが、バンダイの新しいプラキットシリーズ「ぷちりっつ」はそっち専門みたいな感じがしますね。造形も可愛らしさに重点を置いた作りになっています。
箱は大きいですが、ランナーはなんと2種類（多色成型スゲー）。パーツ数もそんなに多くありません。同じくデフォルメされたクロスシルエットでもそれなりのパーツ数なので、素組み（パチ組み）だけだったらすぐに完成させることができます。ただ武蔵の場合はシールが多いので「シールを貼る作業」という印象が強かったです。
塗装無し（素組み）だとこんな感じ。難易度としては《ガンプラ＞クロスシルエット＞ぷちりっつ》の順だと思うのですが、実際に作ってみるとパーツが小さかったり、シールが多かったりとプラモ慣れしてない人にとっては程よく難しいのかなぁと。一方で、シール以外の部分は殆どキットのままですので、プラモ玄人からしたら少し物足りないと思うかもしれません。そこはきれいに塗装して下さいってところなんでしょうけど。
個人的には素組みだけでそれなりの出来栄えになるので、いいキットだなぁと思いました。やっぱりシールの力って偉大ですね（笑）
〇正面
言い忘れてましたが、膝は可動しません。一応トップコートを吹いていますが、素組みだけの場合は吹いても効果を実感しにくい印象。ガンプラと違い、デフォルメキャラなのでガンプラでよく使う手法などは逆効果かもしれません。イメージ的には「組み立てるねんどろいど」といったところでしょうか。
〇背面
無双の剣士は背中で語る。ていうか髪のボリュームがすごい。
FGOはやっているけどガンダム・ガンプラは知らない層にプラモを売りたいというバンダイの思惑全開なわけですが、多色成型技術や洗練された造形などを惜しみなく詰め込んで売りに出してくるところは流石バンダイだなと。普段プラモは作らないけど……という方は是非「ぷちりっつ」から挑戦してみることをおすすめします。プラモデルの常識が変わる逸品ですよ！
