マリーアントワネット展
どうして我々は彼女に惹かれるのだろうか。
それはただ彼女が「美しい」からである。
つーわけで、六本木森アーツセンターで開催中(2月まで)のマリーアントワネット展に行ってきました。
彼女の生い立ちから結婚、そして処刑に至るまでの生き様が多くの美術品と共に紹介されています。
彼女の部屋なども展示として再現。フランス王妃となったマリーアントワネットの暮らしぶりが伺えます。なんというか、名前だけの存在だった彼女が等身大の「人間」に感じられました。マリーアントワネットちゃんマジかわいい。
最早こっちが目的となってきた図録集め。当然買ってきましたよ~
こちらが表面。赤一色でまぶしいです。
裏面。有名なマリーアントワネットの画ですね。どうでもいいですが、僕はこの画を10分ぐらいずっと眺めてた気がします。それぐらい美しかった。ご本人はもっと美しい方なのでしょう、きっと。
音声ガイドのおまけで貰った栞。ガイドも美術展にしては珍しくストーリー調になっていて、楽しみながら鑑賞することができました。オススメです。
世界史でもフランス革命やブルボン王朝最後の王妃として有名なマリーアントワネット。あのマリア・テレジアを母に持つ彼女の人生は波乱万丈でした。だからこそ、後世まで語り継がれ多くの人々を魅了するのかもしれません。僕もその中の一人。彼女の画を見たとき、素直に「きれいな人だなぁ……」と見惚れてしまいました。
人間は画を通してでも「永遠の美」を感じることができる生き物なのだと、改めて思う展示でした。