心の墓場

ここは言葉の掃き溜め、墓地のような場所。                      愚痴が中心ですので苦手な方はお笑いでも見ててください。

筆力とは

ふう、ようやく一本シナリオを書き終えました

ホッとしていますが、実は2本ほど〆切が近いのが残ってます(爆

さすがに来月残すとマズイので、1週間集中してやってたのですが、恐らく内容の半分は昨日今日で一気にやった感じですね(残りは何してたんだ

といっても初稿なので、これから地味な直し作業です(でも重要!

 

 

僕はよく筆が早いと言われますが、どうなんでしょうか。

個人的には1週間で初稿(プロット込み)を上げられれば理想かなと思ってます。

※コンスタントに続けばなお良し

他の方はもっと早い人もいますし(3日で仕上げる人もいるらしいです……)

でもとにかく言われるのは、質より仕上げる早さ。

とにかくプロットでもいいからあげろとせがまれる。

でもスピードって重要で、特に初稿を上げる早さは、スケジュールに余裕をくれたり、直しの時間が増えるので、結果的に作品全体の質を向上させる。

自分の思ったような感じじゃなくても、内容がめちゃくちゃでも今はいい。とにかく上げてみる。それから直して、形にすればいい。

最悪、〆切にさえ間に合えば心証は損なわれないから大丈夫だ!

(ただ筆が遅いとは思われるかも……)

 

とにかく書く。あとは休む。

〆切前はそれの繰り返し。ゲーム? やるわけないでしょ!(やってました

残りの2本も今月中には形にするぞー おー

 

でも、今日は休ませて

 

掴みの重要性

今日?(正確には昨日なのですが)、新しいガンダムシリーズ機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が始まりましたね。

メインライターが岡田磨里さんということで、戦闘シーンやメカニックよりも人物描写に重きを置いた作品になりそうですね。そういう意味ではGレコとはまた別の色合いのガンダムと言えそうです。今後の展開に注目です。

 

と、前置きはこれぐらいにして。今回はアニメやドラマにおいてのスタート(掴み)についてお話したいと思います。

アニメやドラマの第1話というのはもの凄く重要で、ヘタすれば最終回より重要です。ですから殆どの作品の1話というのはメインライターが担当することが殆どです。

では第1話の重要性、及びその役割とはなんでしょうか?

個人的ですが、大きく2つの大切な役割があると思います

・作品の世界観を提示する

・誰が主人公なのか明確にする(同時に誰の物語なのかを伝える)

最低限、上記の2つが分からなければ、見ている人は話についていくことができません。ですから、ドラマであれば初回放送は15~30分の拡大にしたり、アニメならやたらと説明台詞やナレーション、字幕をつけたりして内容を補足します。特にアニメは時間が少ないので、おおよそ初回3話が説明回だといわれています。

 

せっかくガンダムの話を前に置いたので、鉄オル(略してみた)の第1話を例にとってみると、まぁ50点ぐらいといったところでしょうか。少し、人物を出しすぎですね。もうちょっと絞ってもよかったのではないかと感じました。個人的に誰が主人公なのか分かりづらかったです。ガンダムに乗ってるやつ=主人公 みたいな感じは説明不足で好きになれません。

その点、ガンダムAGEやSEED、1stなどは典型的なボーイ・ミーツ・ロボットで王道の初回といった感じ。このような展開に飽き飽きしている方もいると思いますが、テンプレートなんで我慢して下さい

とくにAGEは主人公がガンダム開発に関わっているという設定があったので、彼がガンダムに乗るまでの流れに説得性があって非常によかったと思います

 

まぁ何にせよファーストシーン(掴み)はその後を左右する、シナリオにおいて大変重要な要素です(走り出しでこけたら、本末転倒だもんな……

ちなみに僕は師匠に「ファーストシーンで全てが決まる」とまで言われました(笑

そこまでではないと思いますが、それほどに重要な要素であることに違いはありません

 

「まれ」に足りなかったもの

今週から始まった新しい朝ドラ「あさが来た」

第一週が今日で終わったわけですが……さすがNHK

朝から大河ドラマをやるとは……

しかも今放送中の花燃ゆと、時代がもろ被り。

両者が共食い状態にならないことを祈るばかりです(笑

 

始まりもあれば、当然終わりもある。

前期の朝ドラ「まれ」も無事?にフィナーレを迎えました。

しかし、全体的な視聴率は19.4%と、20%を切る結果となっています。

(その前の「マッサン」は21%)

たしかに「まれ」は面白いドラマではあったものの、マクロ的な展開において無理があった。というより、主人公である津村稀が『何を目指し、結果どうなった』という基本的な軸が分かりづらかった。テンポが速すぎて、話についていけないという方もいるのではないでしょうか。

 

では、結局「まれ」とはどんな話だったのか

《夢嫌いの少女が、夢を掴むまでのサクセスストーリー》

というのが恐らく当初の基本軸だったはずです

しかしそれが、公務員の話だったり父親の話(必要ですが件が長すぎ)と余計な話が多く、主人公を描ききれないまま終わったという印象がありました。これはシナリオとして致命的なのではないかと思います。どこで始まり、どこで稀をどう着地させるのかが、制作サイドの中でまとまってなかったという感じでしょうか。話がつまらなくなると、脚本の責任にする傾向がありますが、テレビは脚本家が作っているわけではありません。さまざまな人の頑張りによって作られているということを忘れないで欲しいです

 

そしてもう一つは、登場人物の扱いについて。あんなに魅力ある人物がいるのに、どうしてもっと生かそうとしないのか。こればかりは観てて少しイライラしていました。

気持ちは分からなくないですが(制作的な事情)、一番もったいないと思ったのは、稀の祖母にあたるロベールさん。パティシエを目指す女の子のおばあちゃんが、世界最高のパティシエという設定なのですが、草笛さんのギャラ的な問題もあるのか、稀との絡みが非常に少ない。同業なんだからここぞというときに、稀を導いてくれるキャラであれば、設定との整合性もとれただろう。作中では大悟がその役を担っているが、役割が被るので、キャラの作り方は素人目から見てもあまり上手ではないなと感じました。(キャラ作りにかんしてはまた今度話します)

そして一番の欠点は、稀に「ライバル」がいなかったこと。

短期的にはライバル的な人物はいたものの、物語を通しての「ライバル」はいませんでした。僕個人としてはこういった話にライバルは必要不可欠だと思っている。ライバルがいることで主人公が成長して前に進むことができる。王道だが、これをやらなかったところに少々問題を感じる。

 

しかし何だかんだ言って、1話1話は大変面白い(終盤までは

特に演出や美術のきめ細かさを感じた。

いうなら「まれ」はキャストと演出陣の一人勝ちだったといえよう。

マッサンの後釜として19%もとったのだから、あさが来たまでのクローザーとしては

かなり健闘したと思う。

しかし「まれ」に足りなかったものは主人公を引き立てる「ライバル」ではなかろうか

 

 

おあがりよ!

 

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というわけで、買ってしまいました。

アニメ本編より面白いともっぱらの噂になっている『お食事処まつおか』

実際、面白かったです(松岡君が

1巻って書いてあるんだから、おそらく2巻目も出るんだろうな……

DVD版だと、今までのアーカイブに配信では放送されなかった部分もきちんと収録されているので、割とボリューム満点。完全版って感じ。

特別収録の茅野愛衣さんの回は卑怯の一言。破壊力抜群である。

ただ気付いてしまったのは、あれニコ動でみるから面白いんだよね

コメントがないとやっぱちょっと寂しいです(本末転倒

次の収録ゲストは誰でしょうね

自分は子安さんだと予想(小山さんはアカン

 

というわけで

お粗末っ!

僕の青春も完結です

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というわけで、ちょっと前回の続き

冬目景先生のイエスタデイをうたってが18年の連載の末、完結したわけですが、正直僕はもうちょっと続くと思ってたんですね、展開的に。ところが畳み掛けるように話が進んじゃって、店じまいと。

なんというか、冬目先生らしいなぁと思い、さびしい反面、妙に納得しているところです。冬目作品はものすごく魅かれるものがあるのですが、いかんせん終わらせ方が致命的にヘタ。話にオチをつけるのが苦手なんでしょうね、たぶん。ですがそこも冬目先生の愛すべきところなのであって、ファンはみんな知ってるから、最終的にどうなるかなんて大して期待しちゃいないんですよね。漫画家としてそれはどうなんだと言いたいところですが、冬目景だから許されてる部分は大きいと思います。漫画家としては特殊な需要のある方ですね、まぁ。

 

そんなこともあってか、ラスト11巻のアマゾンでのレビューが面白いことになっている。いろんな意味で作品愛に満ち溢れているので、ちょっと覗いてみて欲しい。

 

 

などと、かなりイエスタの話しているが、実はまだ11巻を読んでいない(爆

だから、ストーリーについての話はまた次にするとして、記事のタイトルの通り、この作品は僕の青春そのものだったと思う。

僕が初めてイエスタと出会ったのは中学生のときで、ハルちゃんに一目惚れだった。

中学時代の友達もイエスタが好きだったが、彼は品子派で、ハルちゃんには目もくれなかったところをみると、晴と品子というダブルヒロインの中で成立するラブストーリーとしては、2人は非常に対照的に見えたということだろう。

 

実はこれ、恋愛物には不可欠な要素で、現在死ぬような思いで書いているシナリオもイエスタをちょっと参考にさせてもらっている。ていうか、僕の書くボーイ・ミーツ・ガールみたいな作品の殆どはイエスタが根底にあると思う。それぐらいに僕の人生に影響を与えた作品だったし、18年間(実際は10年ぐらいなんだけど)一緒に青春期を共にしたバイブルともいえる。

それが完結した今、同時に僕の青春もある意味完結したのだろう。

 

 

ていうか、はよ11巻読めや

 

冬目景展に行ってきました

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このブログを開設する前ですが、私の敬愛する漫画家、冬目景先生の原画展に行ってまいりました。

18年連載していた『イエスタデイをうたって』がようやく完結したというので、その記念展みたいな感じですね。展示スペースは決して広いとは言えませんが、その分濃密になっておりますのでファン必見といったところでしょうか。

10月いっぱいまでやっているみたいなので、時間があれば是非(物販はほぼ完売です)

 

場所は日本橋にあるスペースカイマンというところ

サイトのアクセスにはJR神田からのルートが書かれていますが、地図的には地下鉄三越前駅(銀座線)からの方が近い気がします。僕は三越前から行きました。A8出口から出て江戸通りに直進するすると小学校と銀行がみえるはずです。場所的には小学校の真裏にあるので、そこらへんをぶらいてついていれば、着くと思います(適当

 

ちなみに物販のほうは殆ど完売(特に缶バッチ)なので、あればラッキーという感じ。

僕の時は缶バッチが完売だったので代わりに

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村田蓮爾さんのイラスト缶バッチをお土産に帰ってきました。

あれ? よく見るとハルちゃんに似てるような……(錯覚

村田先生関連の物販はまだあるみたいなので、見てみるのも一興かも

個人的には村田先生デザインのお財布がオススメです

 

 

イエスタは僕にとっての原点でもある特別な作品なので、無事?に完結したことは嬉しくもあり、寂しくもあります。ギャラリーにメッセージブックがあったので、一筆書かせていただきましたが、なんとも字が汚い(笑

左利きなので、左側にリングが付いてると書きづらいんですよね……

まぁともかく、ファンとしては新作を望むばかりです

今度はどんなお話でくるんでしょうか。楽しみですね

 

 

藤堂高虎って知ってる?

ようこそ、言葉の掃き溜め――心の墓場に

 

 

タイトルの通り、ここは墓場ですので、後ろ向きで辛辣な記事が多いかと思います

まぁだいたい愚痴をこぼす場所が欲しかったんです。

それと同時に自分の命があとどれくらいかもよく分からないし、自分が死んだときようの手記みたいな装置を探してたって感じなんでしょうか

 

僕が始めてブログというものに触れたのは中学生の時です。

ですが日記とか長続きしない自分は、テーマを変えつつ、色々とブログサイトを転々としながら現在、ここにいきついとるわけです。

ここを含めて5回ぐらいはサイトを変えてやってますから、なんというか飽き性なんですねぇ。

七回主君を変えた藤堂高虎には負けますが、おそらくここも三日坊主で終わってしまうのでしょうか。そうならないといいですね(何故他人行儀

 

もう眠いので、艦これやって寝ます

明日辺りから、本格的に墓石を増やしていこうかと思います

おやすみなさい。

 

ちなみに一番好きな戦国武将は本多正信です(知るか