心の墓場

ここは言葉の掃き溜め、墓地のような場所。                      愚痴が中心ですので苦手な方はお笑いでも見ててください。

掴みの重要性

今日?(正確には昨日なのですが)、新しいガンダムシリーズ機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が始まりましたね。

メインライターが岡田磨里さんということで、戦闘シーンやメカニックよりも人物描写に重きを置いた作品になりそうですね。そういう意味ではGレコとはまた別の色合いのガンダムと言えそうです。今後の展開に注目です。

 

と、前置きはこれぐらいにして。今回はアニメやドラマにおいてのスタート(掴み)についてお話したいと思います。

アニメやドラマの第1話というのはもの凄く重要で、ヘタすれば最終回より重要です。ですから殆どの作品の1話というのはメインライターが担当することが殆どです。

では第1話の重要性、及びその役割とはなんでしょうか?

個人的ですが、大きく2つの大切な役割があると思います

・作品の世界観を提示する

・誰が主人公なのか明確にする(同時に誰の物語なのかを伝える)

最低限、上記の2つが分からなければ、見ている人は話についていくことができません。ですから、ドラマであれば初回放送は15~30分の拡大にしたり、アニメならやたらと説明台詞やナレーション、字幕をつけたりして内容を補足します。特にアニメは時間が少ないので、おおよそ初回3話が説明回だといわれています。

 

せっかくガンダムの話を前に置いたので、鉄オル(略してみた)の第1話を例にとってみると、まぁ50点ぐらいといったところでしょうか。少し、人物を出しすぎですね。もうちょっと絞ってもよかったのではないかと感じました。個人的に誰が主人公なのか分かりづらかったです。ガンダムに乗ってるやつ=主人公 みたいな感じは説明不足で好きになれません。

その点、ガンダムAGEやSEED、1stなどは典型的なボーイ・ミーツ・ロボットで王道の初回といった感じ。このような展開に飽き飽きしている方もいると思いますが、テンプレートなんで我慢して下さい

とくにAGEは主人公がガンダム開発に関わっているという設定があったので、彼がガンダムに乗るまでの流れに説得性があって非常によかったと思います

 

まぁ何にせよファーストシーン(掴み)はその後を左右する、シナリオにおいて大変重要な要素です(走り出しでこけたら、本末転倒だもんな……

ちなみに僕は師匠に「ファーストシーンで全てが決まる」とまで言われました(笑

そこまでではないと思いますが、それほどに重要な要素であることに違いはありません