大切なのは立ち向かうこと
今日は2月29日。
4年に一度来る、珍しい日でもあります。
そんな日、わたくしは某美術大学の卒業制作展に行っておりまして、久々にちょっと遠出をしました(つーても都内ですが……)
まぁどうして美大の卒展に行ったかと言いますと、知り合いが出展してるので来てほしいみたいな事を言われたからなんですよ。その知り合いというのも、十数年ぶりに会うもんだから、名札がないと分からないんですよ(笑
久々にお会いして「今どうしてるの?」みたいな事を聞かれると、それはそれで答え辛い。「大学に居座ってる」なんてあんまり言いたくないし……まぁ正直に答えましたけど。
シナリオのことについても少しですがお話して、今書いてるやつが行き詰ってて辛いだとか、自分は向いてないんじゃないか、みたいな要らん愚痴まで吐いてしまって。そうしたら知り合いの方が「芸術の世界も同じ。創り出すことってもの凄く辛いんだよねぇ」と励ましてくれて、「完成させることも大切だけど、それと同じぐらい挑戦し続けることも大切。キミはたぶん後者なんだろうね」と謎名言を残してくれました。ありがとう先輩。
知り合いの方も卒業制作をするにあたって、担当の教員の指導を受けながらも、結局は自分一人で創造しなければいけない。目標が明確になるまでは辛かったらしく、それでも試行錯誤の連続だったそうです。
結局、創作ってそういうことなんですよね。悩んだり、辛い思いをしたからこそいい作品が生まれる訳で。十数年ぶりに顔も覚えていないような先輩にお会いして、忘れかけていたチャレンジ精神、というより既存の概念に立ち向かう精神を思い出すことができました。
天気はどんよりしていましたが、心はスカッと晴々とした一日でした。
二兎を追ってもいいじゃない
最近、シナリオを書いていて気づくようになった
もしかして自分は今までにない考え方でストーリーを書いているのではないのかと。
そういうことを考えると何だか腑に落ちることが多い。
物語には必ず主人公がいる。(というかいなきゃいけない)
しかし、僕の場合この主人公の扱いが特殊らしく
通常ならば人物描写というのは
主人公=主役
であるのが一般的なのに対して、僕の描き方は
主人公≠主役
という思想の下で物語が成り立っている。
ほら、もう何言ってるか訳わかんないでしょ
砕いて説明するならば、物語において《主人公=主役》となるべきはずが、主人公と主役を分離させてストーリーを考えている節があるということだ。
ちなみに端から見ると主人公が2人いるように見える。いわゆるダブルキャストというやつだ。そういう作品は結構あるので、珍しいわけではない。しかし日本ではダブルキャスト・ダブルヒロイン的な作品の理解に乏しい面が感じられる。(いわゆるバディ物が減ってきている)
プロットを書くときに、一応「コイツが主人公!」と決めているのだが、いざ書いてみるとダブルキャスト(ダブルヒロイン)的な描写に落ち着いてしまうことが多々ある。
師匠にもよく「誰が主人公なんだ!?」と言われることがあるが、シナリオを書く上で、主人公を明確にする必要があるのだろうか?
「誰かの物語」というのはシナリオの基本中の基本だが、個人的には物語そのものが丸く収まればいいと考えているので、その中の人物なんて手駒以外の何でもない。なら、手駒全体の動きを僕らは書けばいいわけで。
そういった考えが理解されない、通用しないというのなら、僕はこういったことに向いてないのかもしれない。
二兎追う者は一兎をも得ずというが、二兎を追ってもいいと思うのだ。
僕はシナリオを書いているというより、シナリオに挑戦しているといった方が正しかったのかもしれない。
目に映るものは大体が演出
広瀬すずちゃんに注目し始めたのは、わりと最近(5年前くらい)で初めて見たときに「なんだこの可愛い子は!」と僕のロリコンセンサーが反応したわけですよ。ちなみにその頃は橋本愛にお熱でした。
その後、彼女はトントン拍子で有名になっていき今や映画やドラマのヒロインとして引っ張りだこです。まぁそんなことはどうでもいいのですが……
今日は演出の話。
怪盗山猫というすずちゃんヒロインのドラマを見たのですが、主演の亀梨和也くんと広瀬すずちゃんが声を荒げながら対決?するシーン。亀梨くんたちの演技を称賛する一方で、正直言って「やかましい」。脚本そのものにあまり問題はないとないのですが、いかんせん山猫の演技にクセがありすぎる。
対決するシーンもうるさいだけで、もっとコミカルに対決させた方が二人のキャラクターが映えるのではないのかと。正直、この路線がずっと続くと思うとかなり重いドラマになるんじゃないかなぁ。お話ではなく演出的に。
例えば、叫ぶシーンとか泣くシーンがあるとするじゃないですか。でも実際にやられると愉快ではないですよね。だから、そういう感情の爆発点みたいなところはトドメの一押しという場面で差し込む。でもドラマ本編ではそういうシーンの尺が長かったからか、ちょっと不愉快になってしまったんですよね。
半沢直樹でもそうだったんですけど、あれも結構声を荒げる演技がくどいなと思って見てました(笑)
そういう意味では同じ日テレの花咲舞が黙ってない!はそこら辺すごく上手で、だから高い視聴率につながったんじゃないかと。
映像作品の演出ってもの凄い力を持っているんですよ(現場では)
どんなダメな本を書いても、いい演出家がついてれば名作になってしまうし、当然その逆もあるわけですよ。個人的に怪盗山猫の場合はちょっと演出過多かなというシーンや役作りが目立った気がします。(正直、原作を知らないので何とも言えないんですが)
僕も書くときに気をつけているのですが、感情をさらけ出すシーンは本当に書くのが(表現するのが)難しい。演出もそれに準ずると思うのですが、そういったシーンほど慎重に演出してほしいなぁというのが最近思うことです。
たぶんどの演出家の方も苦慮されてると思うのですが、本をダメにするのだけは止めてね、うん。
Legend of Gold
三賀日も明けて、日常に戻りつつありますね
今日は病院でクソ待たされて、特段何もしてないのに疲れたとか言ってるハヤカワです。
待ってる途中でずーっと山本直樹の漫画を読んでいたのですが、これがまた素晴らしい。読むたびに感心してしまいます。内容は言えたものではありませんが……
1月で展示が終わってしまうので西洋美術館の黄金伝説展に行ってきました。
ホントはSWが見たかったんだけど、映画館が混んでてて……
でもこっちの方は思ってたより空いてたので助かりました。黄金の品々だけとか結構マニアックだよねこの展示(笑
面白かったけどさ
今度の三連休は兵馬俑展に行く予定です。たぶん凄い人だと思うけど……
ていうか、そんなことよりガンプラを消費せねば!
でわでわ
やるべきことはやりましょう
新年、明けましておめでとうございます。
今年も無事に新しい年を迎えられたことを幸せに思います
2016年の目標はまだありませんが(ないんかい!)、地道に頑張っていきたいと思います。
タイトルの通り、年始にしかできないことってありますよね
実家に挨拶したり、初詣に行ったり……色々ありますが、その前に!
やるべきこと、あるんじゃないの?
(年末までに片付けておけよ……)
僕は、部屋に積りに積もったガンプラの整理
これをせねばならんのですよ。
いやぁ、プラ箱が結構なスペースを占領してましてね……今年こそはこいつらを片付けて図録のスペースを確保したいなぁと
でもよく考えたら、去年も同じようなことしてたような……
新年の一発目もガンプラの整理です、はい。
歴史は繰り返す
謹賀新年
一年の反省をした
人生ってもっと楽しいものだと思ってた!!
もうこの一言。あとは今年は入院せずに済んでよかったねってことぐらい。
開き直ってるだけかもしれんが、最近心身共に限界が来てる感じがする。
生きるのに疲れた(笑
別件だけど、このまえ某長編アニメを見たの。
そしたらこれがめちゃくちゃつまんまなくて。
プリキュアの方が全然面白いレベル。
そしたらその作品脚本家が4人もついてるのよ。
90分の作品で4人も付けて、まともな作品が作れないってどうなのよと総ツッコミ。
映像作品はいろんな人の手がかかっているので、僕は脚本だけのせいするのは稀なんだけど、それを差し引いても酷い。まぁ演出もけっこう酷かったけどさ……
個人的に思うのはアニメ脚本家ってオリジナル長編になるとほんとボロが出る。たぶん、一時間ものも書けないんじゃないかと思う時もある。普通90分の作品に4人も付けないよ。一人で十分。
デレマスの時もそうだけど、原作が無いと(まぁ一応あるんだけど)お前らまともなストーリーも描けないのかと。昔は筆力のある作家さんがいっぱいいたんだけど、今はアニメ分野では希少種だよね。とりあえず“脚本”は書けますレベルのやつばっか。基礎から鍛えなおして来いと言いたい
一年の最後に、猛毒を吐いたわけですが、来年はどんな毒を吐くのかな?
(来年まで続いてるんだろうか……)
皆さま、よいお年を
新政府樹立(大嘘)
というわけで、今回の記事は上の新しいパソコンからお送りしております。
6年ほど使っていたのがとうとう壊れてしまったので、さすがに新調しました。まぁHDDの問題だったから、寿命ですな。旧パソコンも今まで頑張ってくれました。合掌。
でもこれで、変な心配せずに済むので、あと5年ぐらいは安心です(笑
あとは無事に年を越すだけですね。クリスマス? そんなもん知らんわ
今は今度出す同人誌の原稿とモンハン。同人誌は2月の頭ぐらいが予定らしいです。同人誌といっても皆さんの連想する薄いブックス!ではないですよ。文芸誌ですから。挿絵すらないから、たぶん。
というわけで年末もマイペースに生きてます。
年の最後に総集編をだせたら……と思ってます。
それでは皆さん善いクリスマスを